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[整形外科における変形性脊椎症の治療法] 基本的には症状を取り除く対症療法です。 腰痛が強い場合は安静にし、消炎鎮痛薬、筋弛緩剤、神経ブロック(局所麻酔)注射、シップ薬、塗り薬、薬物療法以外に、コルセット、急性期を過ぎたら温熱療法(ホットパックなど)、牽引などの理学療法、背筋や腹筋を鍛える運動療法、手術(椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症を合併している場合は、手術を行うこともあります)
軟骨は(上の図の椎間板)のような、組成になっていて軟骨全体のわずか2%のネバネバしたプロテオグリカンが、滑液(軟骨全体の約80%、主に水分で潤滑作用をもつ)を吸ってスポンジのようにクッションの役割をしています。そしてこれが軟骨にはりめぐらされたU型コラーゲン(軟骨全体の16%)の間を埋め尽くし、軟骨を支えているのです。 ところで、仕事などで関節に無理な力が加わると、軟骨から滑液が分泌され、軟骨の表面を氷がすべるより8倍もなめらかにして、軟骨どうしがぶつかり合う時の衝撃をやわらげています。そして、程度にもよりますが、たとえすり減って変形しても、軟骨成分は生まれ変わり、再生することが最近の研究で分かってきました。 年齢とともに関節の軟骨がすり減る。関節軟骨とは、骨と骨のつなぎ目の表面を覆うやわらかい骨のことです。腰に加わる衝撃を吸収するクッションとして働き、腰関節の滑らかな動きを助けます。関節軟骨の成分はコンドロイチン+カルシウム+コラーゲンT型+コラーゲンU型グルコサミン+亜鉛などで出来ています。
アメリカで医師でもあるジェイソン・セオドサキス博士著「関節炎治療」(1997)がベストセラーとなり、世界的にも大変話題となりました。博士は軟骨の栄養成分であるプロテオグリカンとT型コラーゲン・U型コラーゲンを必要充分に摂取することによって、関節痛が楽になるばかりでなく、軟骨に厚みが戻り、クッションの働きがよくなると述べています。 実際、アメリカ、ヨーロッパなどで行われた臨床実験の結果を見ると目をみはるものがあります。国際変形性関節炎学会(1999、ウィーン)では、プロテオグリカンの一成分であるグルコサミンを必要充分に摂ることによって、関節の痛みを抑えるという研究報告が発表されています。男性でも女性でも腰の痛みは起きますが、男性は仕事柄、腰関節を取り巻く筋肉や建をよく使い、女性は筋肉や健が弱く、骨が早くもろくなる。筋肉や建はコラーゲンT型が主成分です、女性の方は肌のためだけでなく、関節を取り巻く4つの主要なじん帯のためにコラーゲンT型を補給したいものです。
ご相談された皆様の殆どの方が、とてもよい結果が出ています。水がたまらなくなった、正座ができるようになった、階段の上り下りが楽になった等々、沢山の方々から喜びのお便りをいただいています。変形性膝関節症の人には、悪化して膝頭に水がたまり、押すとブヨブヨして腫れたようになっているケースが多く見られます。これは滑膜の炎症によって必要以上に滑液が分泌されるために起こるのです。プロテオグリカンとコラーゲンを摂取することによって、滑膜の炎症が治まると、滑液の分泌が正常になり、水がたまらなくなります。 症状によって当然異なりますが、3ヶ月〜1年位で痛みが改善されるケースが大多数です。その後は、飲む量を減らして継続することが成功の秘訣です。その方の状態に応じて、サポーターとか筋肉の強化とか個別に相談しているせいもあって、欧米の改善率よりも良い結果を上げています。プロテオグリカンとT型コラーゲン・U型コラーゲンは、豚足やトリの手羽などに少し含まれていますが、食べ物だけではなかなか充分に摂ることは困難ですし、なかなか吸収されにくいものです。。セオドサキス博士の研究に基づく必要量や成分の質が重要です。
根本的には軟骨再生が必要です、でも今の痛みを早く取りたい、痛み止めを飲んでもシップ薬を貼ってもなかなか改善されないという方が多いと思います。東洋医学的には、痛みがあるうちは、患部が「虚実」の実の状態と考えます。つまり患部のところに何かが停滞している状態です。これは大半が血と考えています。漢方用語で言う(お血)です。このお血を取り除く漢方薬をはじめに服用していただきプルテオグルカン健康法を続けていただくことが根本的に腰痛を治すことになるのです。傷み部分により臓腑経絡が違いますので、漢方薬が異なります。相談シートへ>>
つまずきを予防して、元気に歩き続けましょう。歩く事は筋力や心肺機能を高めたり、骨密度を維持するのに役立ちます。しかしそれだけではありません、道を歩いていると、景色や音などさまざまな刺激を受けるものです。さらに魅力ある靴との出会いは、人を出かけたい気分にしてくれます。ぜひ「快歩主義」のような足にやさしい靴を選んで歩く楽しさ、元気で暮らす事の素晴らしさを感じてください。
ぎっくり腰・・・(65才男性:江戸川区)2010/2/25 接骨院の帰りに当店に寄られシップ薬をお買い求めになられましたが、あまりにも痛そうに腰を手で押さえていましたので「どうなさいました、腰痛ですか」?と声をかけました。「もう1週間接骨院に通っているがまだ痛みが取れないとのことです。よくお話を聞いてみると、建築の仕事で荷物を運ぶ時に急に痛みがはしり動けなくなったとの事です。いわゆるぎっくり腰だと言うのです。ぎっくり腰は腰椎椎間板ヘルニアによる事もありますが、そのほとんどが腰椎の「亜脱臼」(あだっきゅう)といわれています、つまり捻挫の事です腰骨の関節を捻挫いた状態が多いのです。ですから、その関節の周りが炎症を起こし、血液が動かなくなることがあります。炎症が激しい段階でのマッサージはより炎症を起こしますので、禁忌です。東洋医学的にはまず血液が停滞している所に漢方薬を与え、うっ血(お血)を除きます。 この方には3日分のこの漢方薬をお持ちいただきました。3日後大変よくなりましたと腰の屈伸運動されながらお話いただきました。念のためにあと3日分下さいとのことでした。